ロマンチックさMAX!ハワイの“ランタンフローティング”が話題
カルチャー スポット今、ハワイで行われる “ランタンフローティング”を知っていますか?ディズニーの人気映画『塔の上のラプンツェル』のモデルの一つになったお祭りとして、日本でも話題を呼んでいるんです!
今回は、そんな“ランタンフローティング”に迫りたいと思います!
“ランタンフローティング”とは?
(引用元) http://www.obrhi.com/
“ランタンフローティング”とは、アメリカの祝日「メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)」に毎年行われているイベントのこと。簡潔に日本でいう“灯籠流”です。
「メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)」では、昔は戦没将兵を偲ぶ記念日として知られていましたが、その風潮は変わり、現在では亡くなった愛する人を偲ぶ日として広がっています。
この日に行われるのが、“ランタンフローティング”。亡くなった愛する人に感謝・敬意の気持ちをこめた灯籠を、アラモアナビーチパーク・マジックアイランドの岸辺から流すのです。
6000個もの灯籠がハワイのビーチを一斉に流れる姿は、まさに神秘的でロマンチック。その場にいる人たちを魅了するのです。15年以上の歴史を持つこのイベントを一目見ようと、毎年世界各国からは約4万人もの人々が訪れます。
“ランタンフローティング”の主催者は日本人?
(引用元) http://www.couture-naoco.com/staffblog/resort/hawaii/p20759/
そんな世界を代表するイベント“ランタンフローティング”の主催者は、なんと日本人!日本の宗教団体である「真如苑」が主催しています。
ハワイと日本は、昔から深い繋がりがあるんだということを身に染みて感じますね。
“ランタンフローティング”の一日の流れ
(引用元) http://nakahawaii.blogspot.jp/2014/05/blog-post_30.html
まず、当日の朝10時にアラモアナ・ビーチパークのテント内にて、1家族に1つランタンキットが配布されます。キットにある説明書を見ながら自分でランタンを制作していく流れなのですが、スタッフの方が丁寧に教えてくれるので安心です♪
ランタンは地球環境のため、毎年リサイクルとして使用されています。なお、キットをもらうためには長蛇の列に並ばなければいけないので根性が必要です!前日から徹夜で並ぶ人もいるのだそうですよ。
(引用元) http://lanternfloatinghawaii.com/page/photos
もらったランタンの紙部分には、亡くなった愛する人へのメッセージや好きな言葉を書きます。
そしてお待ちかねの“ランタンフローティング”は、夕方の6時15分から開始。真如太鼓の音とともにスタートします。真如苑の苑主のお話しを聞いたり、ハワイの伝統ダンスであるフラを拝見したりして、サンセットの時間あたりにランタンを海に流し始めます!
(引用元) http://nakahawaii.blogspot.jp/2014/05/blog-post_30.html
日本の灯籠流しではあまり見られない光景ですが、“ランタンフローティング”では、ランタンを流す人が海の中に入っていくのだそう。流す人と流される魂が一になった感覚になれるそうですよ。幻想的ですよね。
流されたランタンは、沖にてボランティアの人たちが回収し、また来年に使われます。
“ランタンフローティング”はいつ行われるの?誰でも参加できる?
(引用元) http://www.sea-rize.com/photo/album/321952
“ランタンフローティング”は、毎年5月の最終月曜日の祝日「メモリアル・デー」の日に行われます。もちろん、誰でも参加可能。さらに、参加費用は無料です。
ただし、注意したいのが「ランタンには限りがある」ということです。上記でも記載しましたが、ランタンキットを受け取るためにはかなり並ぶ必要があるので、絶対に“ランタンフローティング”に参加したい!という方は、朝早くに並ぶことをおすすめします。
また、“ランタンフローティング”が始まる前には、ハワイの伝統的な音楽や演奏などの催し物が行われるので、ほとんど1日中イベントを満喫することができますよ。年に1度の大イベントに加え、ハワイの伝統や歴史に触れられるなんて一石二鳥ですよね♪
ロマンチックで神秘的な“ランタンフローティング”にぜひご参加を!
年に1度の大イベント“ランタンフローティング”。参加して後悔することはありません!5月の後半にハワイ旅行をするという方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
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